取扱い作家

川口 久敏 Hisatoshi Kawaguchi

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「 穀 雨 」 モノタイプ / 紙・墨

画面 20.5×26.5㎝ 〔作品№ KOKU007〕

 

川口 久敏 Hisatoshi Kawaguchi

1952年長崎・諫早生まれ。東京でデザインを学ぶ。パウル・クレーの作品に憧れる。25歳で帰郷、生まれ育った地で作品制作をつづけ発表している。「絵を描く喜びは、闘いながら深め、乗り越えることによって透きとおった清明な世界に触れることが出来るから」と川口氏は語る。作品制作は毎日欠かさず行われ、生活の一部となり、生きる喜びとなり、そして作品が生み出される。

 

 

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「 穀 雨 」

モノタイプ / 紙・墨

画面 17×22㎝ 

作品№ KOKU024

「 穀 雨 」

モノタイプ / 紙・墨

画面 28×21.5㎝ 

作品№ KOKU012

 

 

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「 穀 雨 」

モノタイプ / 紙・墨

画面 24.5×19㎝ 

作品№ KOKU001

「 穀 雨 」

モノタイプ / 紙・墨

画面 27.5×18㎝ 

作品№ KOKU014

 

 

モノタイプ技法で制作された新たな作品群「 穀 雨 」

版に描画し、紙をのせ圧力をかけ紙へと刷っていくモノタイプ技法は、版画技法の一つでありながら、版から同イメージを一枚のみしか刷ることができない。

川口氏は、手指の圧力で紙へと墨や絵具を刷りこませていく。版を介すことで強弱や遠近、奥行やドラマが生じ、新しい調和を誕生させ、豊かな喜びを描きだしていく。

長年、クレーの影響下で色や形、線と向き合い深め続けてきた川口氏。これまで深めてきたものをベースとしながら、モノタイプ技法と出会い没入することで生まれた独自の抽象作品群は、現代の先端に立ち、観るものを喜びの澄明な未来へと誘う。

 

   

 略 歴  

1952年

長崎諫早生まれ。

1974年

阿佐ヶ谷美術学校卒業。

1990年

9回現代日本絵画展(宇部)渡辺翁記念文化協会賞受賞。

1994年

1回長崎新美術展(長崎県立美術博物館)入選。

1998年

5回長崎新美術展奨励賞受賞(長崎県立美術博物館)。

1999年

6回長崎新美術展大賞受賞(長崎県立美術博物館)。

2001年

長崎県展審査員。

2003年

36回西日本美術展(石橋美術館)入選。

2004年

ビエンナーレくまもとⅡ(熊本県立美術館)入選。

2006年

青木繁大賞展奨励賞受賞(石橋美術館)。

2008年

ビエンナーレくまもとⅣ(熊本県立美術館)入選。

2010年

英展(田川市美術館)出品。

 

個展・グループ展多数開催。

 

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